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特集記事

とても楽しいフラムの世界

こんにちは。ドラマーのHIKOです。

今日は、ドラムのテクニックの一つである、フラムについて書いていきたいと思います。

 

ルーディメンツにおけるフラム

クラシックなテクニックとしてのフラムは、とにかく装飾音符と実音の叩きわけがポイントになってきます。

ここがしっかりしてないと、音が増える分、とてもがちゃがちゃしちゃうからです。

装飾音符は、だいたい打面から2~3cmくらい小さく叩くのが、“基本”です。

小さく叩いた後にすぐに大きく叩かないといけなかったりで、コントロール力がとても鍛えられます。

右と左のフラムを、交互に繰り返すというだけでも、ちゃんとやるにはそれなりの練習が必要です。

ドラムセットに移った際に、スネアのバックビート(2拍、4拍)と、ゴーストノートを綺麗に叩き分けるための訓練になったりもします。

 

ドラムセットにおけるフラム

ドラムセットにおいても、フラムはとにかく多用されるテクニックです。

最近では、ドイツのスタジオドラマー、Benny Grebがとてもすばらしいフラムの使い手だと思います。

「どこにどう装飾音符がついてるの!?」と一聴しただけでは全くわからないような素晴らしい使い方をします。

Benny Grebもそうですが、ドラムでフラムを使う場合の特徴は、装飾音符もほぼ同じ音量で演奏する。ということです。

ドラムセットは大音量の中で演奏することがほとんどなので、あんまり小さく叩いても、ほとんど違いがわからないから。だと思います。(実際、クラシックの最大音量が、ポップスの最小音量くらいです。)

個人的にはドラムセットでフラムを使う場合は、右手が装飾、左手が実音。がオススメです。

なんてことないフレーズなのに、インパクト抜群じゃないですか?

独特のもっちり感がでると思います。シンプルなフレーズを、ちょっと小粋な感じで演奏したいときにオススメです。

実際のフレーズよりインパクトがあるのは、あまり聞きなれない音並びっていうのもあるかもしれません。

アイデア次第で無限に広がるフラムの楽しい世界でした!ではまた。


後でもう一度お試しください
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