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特集記事

サポートミュージシャンの1日

こんにちは。ドラマー&パーカッショニストのHIKOです。

初投稿となる今日は、サポートミュージシャンの1日ということで、書いていきたいと思います。

この日は、和歌山のアーティスト、さつきのあき(https://www.satsukinoaki.com)のサポートでした。

普段は弾き語りで演奏している彼女ですが、この日はリズムが欲しいということで、お声かけ頂きました。

リズムというのは偉大なもので、あるかないかで、場の雰囲気自体を左右したりします。

今回は野外、そしてオーディション的な側面もあったということもあり、より彼女の歌を伝えやすくするために、シンプルかつ空気を作る演奏を心がけました。

当日。

まずは集合して、そこから車で現場に向かいます。

基本的にはこういうのは車移動が多いです。

やはり3人以上の人間が集まると、車のコスパは圧倒的です。(この日もマネージャーさんや、カメラマンさんがいたので。3人以下なら公共機関が最強ですけどね。)

そして、現場に到着。

到着して、まずすること。

それは、”仕込み”です。

ドラム含め、打楽器の一番の特徴は、セッティングにとにかく時間がかかることです。

アコギとかなら、ケースから出して、ストラップ付けて、チューニングしてはい終わりですが、こちらはそうはいきません。

ケースからだす。スタンドを組み立てる。シンバルをセットする。小物をまとめる。ガラ(空ケース)をまとめる。譜面を使う場合は譜面の整理。後で自分の演奏を確認するためにレコーダーをセットする。こういったブログにアップするために写真を撮る。

とにかくやることが盛り沢山です。

この日は、到着してから実際に音を出せるまでに、1時間くらいは時間の余裕がありましたが、現場に到着してから、まずこの状態にしました。

「まだ時間あるしそんなに急いで用意しなくても大丈夫じゃない?」と思うかもしれません。

ただ、現場に入ってからは、何がおこるかわかりません。

そうなんです。現場に入ってからは、何がおこるかはわかりません。(大事なことなので(ry

急遽早めにサウンドチェックできませんか?とか。リハの順番変わってくれませんか?とか。

なのでできるかぎり、すぐにステージにあげれる状態に、まずします。

(もし先に”仕込む”ことによって、周りに迷惑がかかるような場合は、その限りではないですが・・)

そして、「ステージに楽器セットしてokです!」ってなったら、サッ!っとセットするわけです。

セッティングは思った以上にあたふたするものなので、とにかくできる準備は先にするのが良いです。

ステージに楽器あげてる途中に、「あ!あれそういえば無い!後でもってこればいいやと思ってたやつ持ってきてない!」ってなっても手遅れなので。(物が多いのでよくなりますが笑)

この日は、出番が一番目だったので、割としっかりサウンドチェックをすることができました。

出番が一番というのは、基本的にはあまりおいしくない(客入りが悪い等)ことが多いですが、サポートの身としては、音をしっかり作り込める時間があるのは、ありがたいことです。

本番の様子。

2ステージありましたが、2ステージ目の方がいい演奏になった気がします。

というのも、1ステージ目は、ボーカルがモニターにカホンを返していなかったので、少し演奏がかみ合わない感じがありました。

歌う側が、リズムをしっかりと聞き取れるかというのは、かなりパフォーマンスに影響します。

ただ、歌ってる本人からすると、「なんとなく歌いづらいな・・」ぐらいで、カホンを返したらいいんだなってところにはなかなか行き着かないので、歌の人がやりづらそうだなって感じた時は、「リズム(この場合はカホン)を返してみたらどうかな?」っていうのを提案をしてみるといいと思います。

この日は最近お世話になっているGECKO CAJON(ゲッコーカホン)を初めてライブで使いました。

繊細な作りで、細かいニュアンスを表現してくれます。

このカホン、主にアマゾンで流通してるんですが、コスパすごいです!

同価格帯では圧倒的なクオリティだと思います。

https://www.amazon.co.jp/s/ref=bl_dp_s_web_2123629051?ie=UTF8&node=2123629051&field-brandtextbin=Geckocajon%28ゲッコーカホン%29

本番も無事に終わり、先に近くに回してもらっていた車に機材を積み込んで、関係者に挨拶を済ませて終了!

帰りは一行でご飯を食べてから、帰路につきました。(こういうのも楽しみの一つ。)

サポートは、限られた時間で、アーティスト本人と同じレベルまで演奏を昇華しないといけないので、可能な限りアーティスト含め関係者と時間を共有する様に意識しています。

まぁ、なによりお互い色々わかった方が、単純に楽しいですしね。笑

そして、無事帰宅。帰宅してからは、録音していた音源等を聞いて自分の演奏をチェックします。

これは、ただ聞きたいからやっているだけで、趣味みたいなもんです。笑

さて、以上がサポートミュージシャンの1日でしたがいかがでしたでしょうか?

次回は、ミュージシャン生活の裏側、です。お楽しみに。

後でもう一度お試しください
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