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同期演奏時のイヤモニ環境の作り方

こんばんは。ドラマー&パーカッショニストにHIKOです。

今回は、ドラマーの同期演奏の際の、イヤモニ環境の作り方について書いていきたいと思います。

今や、同期演奏はドラマーにとっては必須スキルとなりました。

僕自身、同期を使わない現場の方が少なくなってきましたね。。

つい最近知ったのですが、80年代を代表するロックバンドの「BOØWY」も、同期演奏をしていたそうです。

「わがままジュリエット」という曲で、ボーカルのハモリのパートをライブでも流すために、ドラムの高橋まこと氏が、ヘッドフォンでクリックを聞きながら演奏していたそうですよ。

(わかりにくいですが、確かにドラマーがヘッドフォンしていますし、氷室さんのコーラスが、リアルタイムで流れています!)

同期演奏をするにあたって、なぜイヤモニ環境について考える必要があるのかなんですが、

ドラマーがクリックを聞きながら演奏しないといけない。からです。

クリックを聞くためにイヤホンをするんですが、ドラムという大音量の楽器を演奏しながらクリックを聞こうと思うと、当然遮音性の高いイヤホンを使うことになります。

(ドラマーのオススメイヤホンについてはこの記事に書いてます→「イヤモニ用イヤホンの選び方」

遮音性の高いイヤホンを使うと、周りの音が聞こえ辛くなります。

なので、イヤホンで他のパートの音(特にボーカル!)の音もモニターする必要がでてくるわけです。

MTRを使うにしても、PCとオーディオインターフェースを使うにしても、基本的には、こういう経路で環境を構築するのがいいと思います。

ポイントは、外に流したい音の経路と、

ドラマーが聞きたい音の経路を分けることですね。

ここをごっちゃに作ってしまって、操作ミスで、外音でコン!コン!とクリックが流れてしまったことも何度か。。

お客さんには、こういう演奏者側の色々な都合って伝わらないので、とにかくポカーンとした、非常に冷たい視線をあびることになります。こわいですね。おそろしいですね。

まぁ、再生機器にかかわらず、だいたい4chくらいのアナログミキサーがあればOKかと思います。

こういうやつです。

まずはミキサーの1番に、同期演奏の生命線、“クリック”を入力します。

これで、クリック音量は、手元で自由自在。ライブ後半テンションが上がってきて、まわりの音が大きくなってきて、「やばい!クリックが聞こえなくなってきた!」って時も、サッと音量を上げることができます。

そして2番には、PAさんから送ってもらう、“イヤモニ回線”を入力します。

普段はモニタースピーカーから周りの音を返してもらうわけですが、それを直接イヤホンで聞けるように、回線を用意してもらうわけです。(イヤモニでお願いします。といえば、大体対応してくれます。)

ここで一つポイント。イヤモニは普通こういうキャノンケーブルで用意されることがほとんどです。

このキャノンケーブル、そのままでもミキサーに入力できるのですが、、

キャノンケーブルは、シールドに変換してから、ミキサーに入力した方がいいです。

こういう変換ケーブルが、わりと安くで売っています。

理由は、キャノンだと、入力レベルが大きすぎることが多いからです。

ミキサーによっては、キャノンで入力しただけで、音が割れてしまうことがあります。

(安物ミキサーだと特に!)

そのままキャノンケーブルをさして僕もずっとやっていたんですが、なんか音が悪いというか、聞きにくいなぁーとずっと思うことが多かったんですが、この方法を取るようになってから、どこにいってもある程度安定した音が聞けるようになりました。

そして、これも他にやっている人あんまり見たことないんですが、、

DIのスルーからミキサーの3番にオケを入力して、手元で同期のオケをコントロールできようにする。という方法をとっています。

「いったいなにを言っているんだ・・・?」

と専門用語が並ぶと思いますよね。

でも、仕組みは意外とシンプルです。

まずは、DIのスルー(THRU)にシールドを接続。

ここにシールドをさすことで、INPUTに入っている同期の2MIXを、そのままの抜き出すことができます。

(※一応厳密には2MIXそのままではなく、片チャンネルだけ、ということになりますが、問題を感じたことはないです。)

それを、ミキサーの3番に入力します。